「子どものお年玉、貯金しておくのもいいけど、このままでいいのかな?」
我が家では、そんなことを考えたことをきっかけに、子どものお年玉を使ってS株投資を始めました。
きっかけは、とてもシンプル。
お年玉をそのまま貯金しておくだけでは、ちょっともったいないと思ったからです。
せっかくなら、今後のお金の勉強も兼ねて投資を経験してみたらいいんじゃない?
さらに高配当株に投資すれば、配当金という形で「お小遣い」のようなお金を受け取ることもできます。
「投資の勉強になる」 「お年玉を活用できる」 「配当金も受け取れる」
これなら一石三鳥かも?
そんな軽い気持ちから始めた、我が家の子どものS株投資。
今回は、約10万円を投資資金として、実際にどんな株を買っているのか、なぜS株を選んだのか、そしてこれからどうしていくのかを紹介します。
この記事でわかること
- 子どものお年玉でS株投資を始めた理由
- 約10万円でどんな株を買っているのか
- 1株ずつ購入するメリット
- 我が家の銘柄選びの考え方
- S株を買うタイミング
- 10万円で分散投資する方法
- 投資初心者の大人にもS株が向いている理由
- NISAでS株を購入する場合のポイント
- 子どものお金を投資する前に知っておきたい注意点
お年玉を貯金するだけではもったいないと思った
子どもがもらったお年玉。
もちろん、貯金しておくのも一つの方法です。
でも、せっかくまとまったお金が貯まってきたなら、
「これをただ銀行に置いておくだけじゃなくて、将来のお金の勉強にも使えないかな?」
と思うようになりました。
そこで考えたのが、お年玉の一部を使った株式投資です。
株を買えば、
「この会社は何をしている会社なんだろう?」
「株価ってどうやって動くんだろう?」
「配当金って何?」
など、実際のお金を使いながら投資について考えるきっかけにもなります。
もちろん、株式投資なので元本保証ではありません。
だからこそ、いきなり大きな金額を投資するのではなく、S株で1株から少しずつ始めることにしました。
約10万円のお年玉からS株投資をスタート
今回、投資資金として用意したのは約10万円。
ただし、10万円すべてを一気に株へ投入したわけではありません。
S株を使って、1株~数株ずつ少しずつ購入しています。
我が家の目標は、
約10万円で20銘柄程度に分散すること。
1銘柄に大きな金額を入れるのではなく、いろいろな会社の株を少しずつ持つことで、分散投資を意識しています。
現在購入しているのは、11銘柄・合計28株。
現在購入している銘柄
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- 積水化学工業
- NTT
- トヨタ自動車
- いすゞ自動車
- デンソー
- ツムラ
- 三菱HCキャピタル
- クレスコ
- JT
- 東ソー
まだ約10万円すべてを投資したわけではありません。
これから購入する銘柄もありますし、株価や配当利回りを見ながら少しずつ買い足していく予定です。
なぜ「高配当優良株」を選んでいるの?
せっかく投資をするなら、我が家では高配当株を中心に選ぶことにしました。
理由は、値上がりだけを狙うのではなく、株を保有していることで配当金を受け取れるから。
例えば、10万円を平均配当利回り4%で運用できたとすると、
10万円 × 4% = 年間4,000円
となります。
これはあくまで「10万円すべてを平均4%で運用できた場合」の税引前の計算です。
実際の配当金は、購入した銘柄や株数、配当金の増減などによって変わります。
それでも、10万円から年間4,000円程度の配当金を目指せるなら、子どもにとっても「自分のお金からお金が生まれる」という経験になります。
我が家では、配当利回り4%程度を一つの目安にしています。
ただし、ここも大切。
「高配当=安全」ではありません。
配当利回りが高くても、業績が悪化すれば減配や無配になる可能性があります。
だから、配当利回りだけで銘柄を選んでいるわけではありません。
我が家の高配当株の選び方
銘柄を選ぶときは、
- 配当利回り
- 配当性向
- 営業利益率
- ROE
- 自己資本比率
- キャッシュフロー
- 増配実績
- 業績
- 長期保有できそうな会社か
などを確認しています。
詳しい「高配当優良株の選び方」は、以前の記事で詳しく紹介しています。
▶【内部リンク】高配当優良株の選び方はこちら
今回の記事では、銘柄選びの細かい基準をすべて説明するのではなく、**「我が家はこういう基準で選んでいます」**という紹介にとどめます。
すでに高配当株の選び方について詳しく書いた記事があるので、そちらも参考にしてもらえたらと思います。
100株は買えなくても、1株なら買える
私がS株を使っていて「いいな」と思うのが、やっぱりこれ。
100株買うのはちょっと厳しいけど、1株なら買える。
例えば、
「この会社、長期的に持ってみたいな」
と思っても、株価によっては100株購入すると数十万円必要になることがあります。
子どものお年玉から、それだけの金額を一つの銘柄に入れるのはちょっと抵抗がありますよね。
でも、S株なら1株から購入できます。
だから、
「まずは1株だけ買ってみよう」
ということができます。
実際に我が家でも、1株だけ購入している銘柄があります。
一方で、株価が比較的低い銘柄などは2~3株購入したり、NTTのように複数株購入したりしています。
すべての銘柄を同じ株数にする必要はない。
これもS株で少額投資をするメリットだと思っています。
10万円だからこそ、少額で分散投資
我が家では、約10万円で20銘柄程度を目標にしています。
例えば、1銘柄あたり5,000円程度なら、
10万円 ÷ 5,000円 = 20銘柄
というイメージです。
もちろん、実際の株価は銘柄によって違うので、きれいに20銘柄になるわけではありません。
それでも、
「10万円しかないから投資できない」
ではなく、
「10万円だからこそ、S株で少しずつ分散する」
という考え方です。
最初から20銘柄をそろえる必要もありません。
まずは1銘柄1~2株くらいから始めて、
- 銘柄数を増やす
- 気に入った銘柄を買い足す
- 株価が下がって買いやすくなった銘柄を追加する
など、そのときの状況に合わせていけばいいと思っています。
S株の購入タイミングはどうしている?
我が家はSBI証券を使っています。
SBI証券のS株は、東証上場銘柄の場合、現在は1日4つの受付時間帯に分かれていて、それぞれ約定するタイミングが決まっています。
S株は通常の100株単位の株式取引とは違い、注文した瞬間の価格で購入できるわけではありません。
そのため、
「できるだけ安く買いたい!」
という場合は、株価アラームを使って、あらかじめ自分が納得できる価格を決めておくのも一つの方法です。
私自身も、
「この株価なら買いたい」
という価格を決めてアラームを設定しています。
ただ、毎回「1円でも安く買いたい」と考えているわけではありません。
私は、
「この株価なら買ってもいい」
と納得できて、さらに自分の基準を満たしているなら購入することもあります。
S株は少額で購入できるので、100株単位の投資ほど一度の購入金額が大きくならないからです。
S株は何時に買えばいい?注文時間と約定タイミング
「S株って1株から買えるのは分かったけど、いつ注文すればいいの?」
私も最初はここが分かりにくかったので、実際に購入するときに確認しています。
SBI証券のS株は、通常の株式取引とは違い、注文した瞬間の株価でそのまま約定するわけではありません。
現在は、1日3回の約定タイミングがあります。
| 注文する時間 | 約定するタイミング |
|---|---|
| 7:00~10:30 | 当日後場の始値 |
| 10:30~13:30 | 当日後場の引け |
| 13:30~翌7:00 | 翌営業日前場の始値 |
SBI証券では、S株の注文自体は24時間365日受け付けていますが、実際に市場で約定するタイミングは決まっています。
例えば朝に注文したら?
朝8時に「この株を1株買いたい」と注文した場合、
8:00に表示されている株価で買えるわけではありません。
7:00~10:30の注文は、当日後場の始値で約定する仕組みです。
つまり、
「今の株価なら買いたい!」
と思って注文しても、実際の約定価格はその後の市場の動きによって変わります。
ここはS株を始める前に知っておきたいポイントです。
できるだけ自分の納得できる価格で買いたいなら?
私の場合は、株価アラームを利用しています。
「この株なら、このくらいの株価で買いたい」
という価格をあらかじめ決めて、株価がその水準になったら通知が来るようにしています。
ただし、「1円でも安く買いたい」と考えているわけではありません。
高配当株の場合は、
- 自分が決めた配当利回りの基準を満たしている
- 業績や財務面にも納得している
- 長期で保有したいと思える
- 今の株価なら買ってもいいと思える
という条件がそろっていれば、多少の価格差は気にせず購入することもあります。
子どものS株投資では1回の購入金額がそれほど大きくならないので、私はこのくらいの感覚で続けています。
「一番安い時間」を狙う必要はない
株価は常に動いているので、
「○時に買えば必ず安い」
という時間帯はありません。
むしろ、S株の場合は約定タイミングを理解したうえで、
「この価格なら長期保有してもいい」
と思える銘柄を、無理のない範囲で少しずつ買うことのほうが大切だと考えています。
私自身も、株価アラームを使って狙った価格を待つ場合と、現在の株価に納得できればそのまま購入する場合があります。
S株は1株から購入できるからこそ、100株単位の投資ほど「完璧な買い時」にこだわらず、少額から経験していけるのもメリットだと思っています。
S株なら「ちょっと気になる株」にも挑戦しやすい
S株を始めて感じたメリットは、購入のハードルが低いことです。
「この会社ちょっと気になるな」
と思っても、
「でも100株買うのはちょっと……」
となることがあります。
そんなときに1株から買えるS株なら、
まず1株だけ買ってみる
という選択ができます。
もちろん、何でもかんでも買うという意味ではありません。
自分なりに会社の業績や配当、財務状況などを確認したうえで、
「長期で持ってもいいと思える」
と判断したものを買っています。
投資初心者の大人にもS株はおすすめ
今回の話は「子どものお年玉投資」ですが、実は大人にも同じことが言えます。
「投資を始めたいけど、いきなり何十万円も使うのは怖い」
という人は少なくないと思います。
そんな場合も、
1株から始める
という方法があります。
例えば、まず5,000円だけ。
次は3,000円。
その次は1万円。
というように、少額から株式投資を経験していくこともできます。
投資に慣れていない人にとっては、
「まずやってみる」
こと自体が勉強になると思っています。
ただし、少額だから損をしないわけではありません。
1株でも株価が下がれば損失になります。
「少額だから大丈夫」ではなく、失っても生活に困らないお金で始めることが大切です。
大人ならNISAでS株を買う方法も
大人がS株を始めるなら、NISAの成長投資枠を利用する方法もあります。
SBI証券では、S株はNISA口座でも購入でき、NISAでのS株買付は成長投資枠が対象です。
NISA口座で購入した国内株式の配当金は、一定の条件を満たせば非課税になります。
ここで注意したいのが、配当金の受け取り方法。
NISAで国内上場株式の配当金を非課税で受け取るためには、配当金の受領方法を「株式数比例配分方式」に設定する必要があります。
つまり、
NISAでS株を買えば、配当金も自動的に必ず非課税になる
というわけではありません。
ここは私も記事を書くうえで確認しておきたかったポイントです。
NISAを利用する場合は、受取方法まで確認しておきましょう。

子どものお年玉を投資する前に知っておきたいこと
ここは、今回の記事で一番伝えたい部分の一つです。
私は自分で銘柄を調べて、「この価格・この会社なら買ってもいい」と納得したうえで購入しています。
でも、読者の方全員が同じ考えになる必要はありません。
投資にはリスクがあります。
株価が下がることがある
株式投資は元本保証ではありません。
10万円を投資したからといって、10万円がそのまま残るとは限りません。
株価が下落すれば、評価額が10万円を下回ることもあります。
配当金が減ることもある
「高配当株だから毎年4%もらえる」という保証もありません。
企業の業績や方針によって、増配・減配・無配になる可能性があります。
高配当という理由だけで買わない
配当利回りが高い会社でも、業績が悪化している場合があります。
「利回りが高いから買う」のではなく、
なぜ高いのか?
を確認することが大切だと思っています。
子どものお金を全部投資しなくてもいい
我が家は約10万円を投資資金として使っていますが、これは我が家の場合です。
お年玉を全部投資する必要はありません。
「半分は貯金、半分は投資」
でもいい。
「まずは1万円だけ」
でもいい。
大切なのは、家庭の状況や子どもの将来の予定に合わせて無理のない金額で始めることだと思います。
我が家はこれからも少しずつ買い足します
現在は11銘柄・28株。
約10万円の投資資金も、まだすべて使っていません。
これからも、
1株ずつ、2株ずつ。
株価や配当利回り、会社の業績などを確認しながら、少しずつ買い足していく予定です。
目標は20銘柄程度。
最終的にどんなポートフォリオになるのか、私自身も楽しみにしています。
そして、配当金が実際にいくらになったのかも記録していくつもりです。
子どもにとっても、
「この会社から配当金がもらえた!」
という経験が、お金について考えるきっかけになればいいなと思っています。
まとめ|お年玉×S株なら投資を始めるきっかけになる
お年玉をただ貯金するのではなく、投資の勉強も兼ねてS株を始めてみる。
我が家はそんな考えから、約10万円を使って子どものS株投資をスタートしました。
今回のポイントをまとめると、
- お年玉を投資の勉強にも活用
- 約10万円を投資資金として準備
- 1株~数株ずつ購入
- 現在は11銘柄・28株を保有
- 20銘柄程度への分散を目標
- 高配当優良株を中心に選ぶ
- 目標配当利回りは4%程度
- 100株では買いにくい株も1株から挑戦できる
- SBI証券ならS株を利用できる
- 大人ならNISAの成長投資枠でS株を購入する方法もある
- ただし、投資には元本割れや減配などのリスクがある
「投資を始めたいけど、いきなり大きなお金を入れるのは怖い」
そんな人にとっても、1株から始められるS株は選択肢の一つになると思います。
もちろん、投資するかどうか、どの銘柄を買うか、いくら投資するかは人それぞれ。
我が家もまだ始めたばかりなので、これからどうなっていくのか、実際の運用状況も記録していきたいと思います。
子どものお年玉投資が、我が家にとって「お金について学ぶきっかけ」になればいいなと思っています。
あわせて読みたい



※本記事は投資を推奨するものではありません。掲載している銘柄は、我が家が実際に購入している銘柄の紹介であり、特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の判断と責任で行ってください。

コメント