高配当株投資を続ける中で、自分なりの銘柄探しの流れができてきました。
投資に正解はありませんが、自分なりのルールを持つことで以前より落ち着いて投資できるようになったと感じています。
今回は、私が実際に行っている高配当株探しの流れをご紹介します。
これから高配当株投資を始める方や、どのように銘柄を探せばいいか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
※投資判断は自己責任でお願いします。
まずはスクリーニング機能を使う
上場企業は数千社あります。
その中から1社ずつ探すのは現実的ではありません。
そこで私は最初にスクリーニング機能を使って候補を絞っています。
私はSBI証券を利用していますが、楽天証券など他の証券会社にもスクリーニング機能があります。
ただし証券会社によって設定できる条件や表示項目が異なる場合があります。
その場合は、自分なりに近い条件へ調整してみてください。
証券口座をまだ持っていない方はこちら
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SBI証券でスクリーニング画面を開く方法
パソコンから開く場合
国内株式 ➔ 「銘柄スクリーニング」 をクリックします。
スマホから開く場合
銘柄検索画面にある 「スクリーニング」 をタップします。
スクリーニングの選択基準
市場区分はどう選んでいる?
市場区分には主に「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」があります。
私はプライム市場とスタンダード市場を選択しています。グロース市場は除外しています。
理由は、グロース市場には今後の成長を重視する企業が多く、配当よりも事業拡大を優先している企業も少なくないためです。私は長期的に配当金を受け取りたいと考えているため、現在は対象外にしています。
もちろんグロース市場にも優良企業はあります。あくまで私自身の投資方針として除外しているだけです。
企業規模はすべて選択
企業規模(大型株・中型株・小型株)は、すべてにチェックを入れています。
最初から絞りすぎると、優良企業を見逃してしまう可能性があるからです。
検索条件を追加する
次に「検索条件の追加」をクリックします。
私が設定している項目は次の4つです。
- PBR
- 配当利回り
- ROE
- 自己資本比率
私が設定している具体的な数値(基準グラフ)
| 項目 | 私の基準値 |
|---|---|
| PBR | 0.9〜1.5倍 |
| 配当利回り | 3〜7% |
| ROE | 8〜40% |
| 自己資本比率 | 30%以上 |
自己資本比率は最低ラインだけ設定
自己資本比率については、私は最低ラインだけ設定しています。上限は設定していません。
自己資本比率は高い方が財務面で安心できる場合も多いため、**「30%以上」**だけを条件にしています。
もし設定方法がよく分からない場合は、最初は初期設定のままでも問題ありません。まずは使いながら慣れていくことの方が大切だと思います。
スクリーニング結果をダウンロードする
条件を設定すると候補銘柄が表示されます。
私は画面右上にある「CSVダウンロード」をクリックしてデータを保存しています。
保存したデータは、GoogleスプレッドシートかExcelのどちらかへ貼り付けています。今回の条件では248銘柄がヒットしました。
スプレッドシートでさらに絞り込む
ここからが私のやり方です。私はスプレッドシートのフィルター機能を使ってさらに絞り込んでいます。
実はSBI証券のスクリーニングでは、あえて条件を少し緩めに設定しています。最初から厳しくしすぎると、良い企業まで除外してしまう可能性があるからです。
- まず広く候補を集める
- その後に自分でフィルターをかけて絞る
という流れにしています。結果的に248銘柄から約50銘柄程度まで絞り込めています。
フィルター機能が分からなくても大丈夫
ここで「スプレッドシートのフィルター機能って何?」と思う方もいるかもしれません。私自身も最初から詳しかったわけではありません。
分からないことが出てきたら、以下のツールを活用するのがおすすめです。
- Google検索
- ChatGPTなどのAI
例えば、「スプレッドシート フィルター機能 使い方」と検索するだけでも詳しい解説が出てきます。
最近はAIに「スプレッドシートでROEが高い順に並べたい」「配当利回りが高い順に並べたい」と聞くだけでも手順を教えてくれます。
投資を続けていると分からないことはたくさん出てきます。私もその都度調べながら進めています。
業種によって基準は変えてもいい
私は上記の基準を使っていますが、業種によっては優良企業でも条件から外れることがあります。
例えば、
- 商社
- 医薬品
- インフラ
- 情報通信
などでは平均的な数値も異なります。そのため、「この業界で探したい」という希望がある場合は、その業界に合わせて基準を調整してみてください。
基準は企業を見つけるための道具であって、目的ではありません。
最後は一社ずつ調べる
ここまでで候補を絞ったら、一社ずつ詳しく調べます。
SBI証券のスクリーニング機能だけでは、以下の項目までは十分に確認できません。
- 営業利益率
- 配当性向
- 増配履歴
- 累進配当
- DOE
- 事業内容
私はここから企業ごとに調べています。私が確認している数字については、こちらの記事で詳しくまとめています。

絞り込みの実際のイメージ
企業を一社ずつ確認していくと、「この企業は良さそう」と思える企業が少しずつ残ってきます。
例えば私の場合、
248銘柄(スクリーニング)
➔ 約50銘柄(シートで絞り込み)
➔ さらに企業分析
➔ 最終的に3銘柄
くらいまで絞り込むことがあります。
最後に迷った時はYahoo!ファイナンスも参考にする
最終候補まで絞った後でも、「本当にこの企業でいいのかな?」と迷うことがあります。そんな時に私はYahoo!ファイナンスを参考にしています。
もちろん掲示板の意見をそのまま信じるわけではありません。ただ、
- 自分が見落としているリスクはないか
- 他の投資家はどこを評価しているのか
- 市場はどのように見ているのか
を確認するために活用しています。最終的な投資判断は自分で行いますが、違う視点を知ることで判断材料が増えることもあります。
最後に購入を検討する
ここまで確認した上で、**「今の価格で買いたいと思えるか」**を考えます。
どれだけ良い企業でも、自分が納得できなければ購入しません。最終的に投資判断をするのは自分自身だからです。
まとめ
私はこの流れで高配当株を探しています。
- スクリーニングで候補を探す
- スプレッドシートで絞り込む
- 企業を一社ずつ調べる
- 最終候補を比較する
- 納得できたら購入する
という流れです。
もちろんこれが正解ではありません。この方法も投資本や投資家の考え方を参考にしながら、自分なりに作ってきたものです。
投資を続けていると、自分の基準も変わっていくと思います。それでも自分なりのルールを持つことで、以前より落ち着いて投資できるようになりました。
株式投資に正解はありません。だからこそ、自分で調べ、自分で納得して投資することが大切だと私は考えています。
私が参考にした本
今回ご紹介した考え方は、私自身の経験だけではなく、投資本や投資家の考え方を参考にしながら作ったものです。
『お宝銘柄発見×増配株 高配当株投資の極め方』(まにゃ)
株の本は何冊か読もうとしましたが、専門用語が多く途中で挫折してしまうこともありました。また、「才能があるからできたのでは?」「たまたま相場が良かっただけでは?」と思ってしまう本もありました。
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